こちらは筆者の彼女が履いているパラブーツのミカエル。
購入してから1年程度経ちましたが、一度もメンテナンスをしておらずかなり残念な感じになっていました。
仕方ないのでメンテナンスをしてあげることに。
目次
パラブーツ・ミカエルの「マロン」
こちらのミカエル、レディースモデルとなっています。
レディースモデルでリスレザーを使っているのは、こちらのミカエルのみという話を以前パラブーツのお店のお兄さんに伺いました。
リスレザーは油分をたくさん含んでいるため防水性が高く、かつラバーソールなので革靴ながらどんなシーンでも使える万能靴です。
女性でパラブーツを狙っている方、是非リスレザーを使用しているミカエルをおすすめします!
今回磨いていくこちらのミカエルの色は「マロン」という名称ですが
いざメンテナンスをするとなるとどの色のクリームを使うべきなのでしょうか。
基本的にシュークリームの色というのは、その靴の色の名前と一致しているものを選べばまず間違いないと思うのですが
この靴のカラー名称は「マロン」です。
ブラック・ダークブラウンなどと違い曖昧なこのカラー表現に、クリーム選びに迷ってしまいました・・・。
とりあえず、近所のシューケア用品を扱っているお店でブラウン系の各メーカーのクリームを見比べること数分。
サフィールのシュークリームの37番カラーがどんぴしゃでした。
ということで、今回はこちらを使ってメンテすることにします。
ブラッシングで汚れを払い ステインリムーバーで汚れ落とし
まずはブラッシングでホコリを取り除いたあと、安定のステインリムーバーで汚れを落としていきます。
これだけでもかなり変わりますね。流石に一度もメンテしていないと表面の汚れとブルームで結構使用感たっぷりになってしまっていたので
面倒な人はこの工程をするだけでもかなり変わると思います。
サフィールのマロンカラーを塗り込んでいく
さて今回の主役登場。
シュークリームはペネトレイトブラシ等で塗り込んでいくのが本当は良いのでしょうが
筆者は面倒なのでいつも指で塗っちゃってます。指の体温で馴染みが早いように感じるからです。(ただ面倒なだけ)
指でベタ塗りした感じがこちら。
少しマットな感じになりますが、ここから豚毛ブラシで磨いていくとツヤが出てきます。
豚毛ブラシでブラッシング
先程のベタ塗りからは見違えるほどにキレイになりました。磨けば磨くほど輝くんじゃないか?というこの瞬間がたまらないですね。
あとは余分なクリームを拭き取るように、クロスで仕上げの磨きを加えてみます。
完成です。
だいぶ雑にメンテしたつもりですが、それでもそれなりにキレイにできたと思います。
今回使用したサフィールの37番カラーはマロンという名称の通り、色の違いもほぼなくキレイに仕上がりましたね!
所要時間は20分くらいかな?
どうせまたすぐ汚されるんでしょうが、これでしばらくは大丈夫かな・・・