ヴィンテージの世界でも定番中の定番ともいえるフランス軍M52パンツ。
手に入るうちに購入したいけれど、できることならデッドストックで買いたい・・・。
そう思うのは当たり前ですよね?
ただデッドストックで懸念されるのは、サイズと洗濯後の縮み問題。
今回は筆者が購入した際にどれくらい縮んだのかをメモしていたものが奇跡的にみつかったので記事にまとめてみました。ぜひご覧ください。
目次
フランス軍M52パンツとは
M52というその名の通り、1952年に製造され、フランス陸軍で着用されていたチノトラウザー。
軍パンであるのにも関わらずシルエットがかなりキレイで 古着好きから今日も愛される古着の中の定番アイテムとも言えるでしょう。
特徴はベースを太めとしながらも、膝下から若干テーパードしている点と
ツータック仕様から生み出される独特なシルエットです。
サイズ感については後ほど触れますが、筆者の所有する35サイズはウエストはかなり大きいのですが
ベルトでギュッと絞ることで画像のようなきれいなシルエットに。
どんなコーディネートにもハマる万能パンツで筆者もお気に入りの一本です。
サイズについて
M52パンツのサイズ表記は独特で、2つの数字で表現しています。
- 十の位の数字がレングス
- 一の位の数字がウエスト
を意味しており、画像の「35」サイズの場合
レングス3のウエスト5 ということになります。
組み合わせは様々で、11もあれば46なんてものも。しかしながらウエストが小さいものはかなり希少となっており、市場価値もかなりのものです。
筆者の所有する35サイズは現状最も出回っているサイズとも言え、価格も比較的まだ手に入りやすいと思います。
どれくらい縮むの?
筆者はこのパンツをデッドストックで入手したのですが、そのときの写真はこんな感じ。
生地もバリバリで、足を通してみてもかなり大きいため これでは履けませんでした。
いざ水通し
デッドストック状態のままだと流石に大きかったので、水通しをして縮ませることに。
筆者の自宅から徒歩1分の場所にコインランドリーがあるため、洗濯は家で行います。
乾燥
洗濯後、すぐにコインランドリーへダッシュ。
乾燥の温度は高ければ高いほど激しく縮むため、コインランドリーでの乾燥がおすすめです。
ちなみにはやく乾かせるために数枚タオルを一緒に入れています。
乾燥終了時に記念撮影。
生地がいい感じに詰まっているように感じます。
乾燥前後の違いについて
前置きが長くなりましたが、実際の数値はこちらです。
乾燥前 | 乾燥後 | |
---|---|---|
ウエスト | 44cm | 42cm |
股下 | 80cm | 78cm |
股上 | 34.5cm | 32cm |
裾幅 | 23.5cm | 22.5cm |
ウエストがかなり縮んだのと、股下と股上を足したレングスもだいぶ短くなりました。
個体差はあるかとは思いますが、おおよその参考になればと思います。
デッドストックを探している方は早めに!
同じく不動の人気を誇るM47カーゴパンツ等と比較するとまだ流通しているようですが
年々数が減ってきているのは事実です。数には限りがあるわけなので、欲しい方はとにかく急ぐべきです。
特に古着屋さんを見てみても、デッドストックでの販売はかなり減ってきているように感じます。
ちなみに福岡にお店を構えているミリタリーショップ「WAIPER」さんは楽天市場でも多くのミリタリーアイテムをデッドストックで揃えています。
M52チノもデッドストックで販売されていますので、そちらから購入が可能です!
サイズも35/36/45/46の4つから選べて価格もかなり安いので、欲しいサイズがあればすぐに買うべき!もちろん楽天ポイントもつくのでお得。
また在庫が無くても定期的に再入荷がされているようなので、諦めずにチェックしてゲットしてください!
今回紹介したアイテム