突然ですが、みなさんはお持ちのシューズにはしっかりシューツリーを入れていますか?
シューツリーは着用時についてしまった履きジワを伸ばしてくれる効果があり、靴自体の寿命を延ばしてくれるとっても大事なアイテムなんです。
特に革靴にとっては必須ともいえるアイテムです。
本日は無印良品で比較的安価で買えるレッドシダーのシューツリーについてレビューをしていきたいと思います。
目次
無印良品のシューツリー
こちらが無印のシューツリー。2サイズ展開となっており、23cm~25cm用と25cm~28cm用が用意されています。
価格は23cm~25cm用が1,990円、25cm~28cm用で2,290円と、比較的安価で入手できます。
シューズブランドのシューツリーは高価なものが多く、なんなら他の靴が1足買えるんじゃないかってくらいのものもあるんですよね。
そのブランドのシューズの木型に即して作られているものなので、靴とシューツリーのメーカーを合わせるのが最も靴には優しいと思うのですが、如何せん高い。
そういうときに汎用的な形をしたこの無印のシューツリーはうってつけだと思います。
amazonの格安シューツリーと比べてみる
左がamazonの格安シューツリーで右が無印のシューツリー。
値段はほぼ同じくらいですが、形は結構違いますね。
最初に気付くのは足の甲部分の立体感です。amazonのものは甲周りがより高く作られています。このため靴に入れたときにかかるテンションが強くかかりそうです。反面、甲の低い靴に入れたときには過剰な負荷になってしまうこともありそう。
無印のものは高周りが割とスマートなので、幅広い靴に対応できそうです。
かかとの形状
無印のシューツリーの記事なのにamazonシューツリーにピントが・・・。
かかとの形状にも結構違いがあります。こちらもamazonのほうがかかと大きめで、無印はシャープな形状。
より幅広い靴に対応するためとコスト削減のための設計なのでしょうか。
入れてみる
それでは実際に入れてみましょう。こちらは愛用のオールデン。
気に入って結構履いているのですが、ある日お店のおにいさんに
「シューツリー、しっかり入れてます?」
と聞かれたんです。
まあぶっちゃけ、面倒なときは入れずに保管していたりしていたので、ハッとしました。
なんでも、筆者のオールデンはつま先が結構反り上がってしまっているよう。
素材がコードバンなので余計シワが深く入っているのもあって、確かにつま先の反りが目立っていますね。。。
これだとあまり格好が良くないらしいので、シューツリーをしっかり入れるかもしくはシューツリーのサイズを上げることをおすすめされました。
そういった背景もあり、今回無印のシューツリーを買ってみたという経緯もあります。
前置きが長くなりましたが入れてみますか。
入れてみると、しっかりシワが伸びています。つま先の反りも緩和されているようです!
ラストはモディファイドラストと結構細めのラストを使っていますが、無印のシューツリーでも問題なくフィットしているようです。
素材はレッドシダーが◎
シューツリーの素材には様々なものがありますが、レッドシダーがおすすめ。
無印のシューツリーはレッドシダー素材なので、シダーの良い香りがしてとても良いです。
また、靴の防臭や湿気を吸い取ってくれる効果もあります。
私達は一日に足だけでコップ一杯分の汗をかいていると言われています。
その汗がしっかり吸い込んだまま脱ぎっぱなしで放置していると、匂いのもととなったり靴の寿命を縮めてしまうそうです。
ヘトヘトになって帰ったときに靴にシューツリーを入れるワンアクションが非常に面倒なのは確かなのですが、愛用の靴をより長く大事に使うためにシューツリーは入れて保管するのが大切です。
まとめ
価格が約2000円とお手頃な価格にも関わらず、素材・形状ともに申し分なく
シューツリーとしては結構完成度が高いものだと感じました。
靴の型崩れ・防臭のためにシューツリーを探しているが、なるべくコストを抑えたい。
そういった方にはうってつけのシューツリーだと思いました。
特に靴の数が多いと、すべての靴にシューツリーを入れるとなるとコストがかかってしまいますからね笑
デザインもシンプルなので、全靴に統一しても良いかもしれませんね。
購入は全国の無印良品の店舗・またはオンラインストアでも可能です。