な、なんじゃこりゃーーーー!!!
いきなりショッキングな画像ですみません。
最後に履いたのは1ヶ月前くらいでしょうか。大雨の日に履いたっきりで濡れたまま放置していて、ふと確認してみたらこんな状態に!!
オイルは気温が寒くなってきたこともあり白く浮き出ており、革の表面はなにやら水ぶくれのようなものが多数できています。
本日はこうなったときの奮闘を記事にしてみました。
目次
表面が白くなったときの対処法
まず、つま先の水ぶくれは置いておいて
白くなってしまっている部分ですが、これはパラブーツのようなオイルドレザーによく見られる状態です。
パラブーツのシャンボードに使用されているリスレザーは、革にたっぷりとオイルを含んでいるのが特徴で、それにより防水性とタフさが得られています。
そのオイルが気温が低くなったことによって表面に白く浮き出てきてしまっている状態がこれです。
対処法はかんたんで「ブラッシング」です。ブラシの摩擦で表面の温度を上げるだけでオイルが再び革に馴染んで解決します。
おすすめは馬毛ブラシです。しっかりと磨いてあげましょう。
駄菓子菓子(死語)、完全には取れない様子。
もしやこれは・・・カビ??
筆者もこの辺の違いには詳しくなかったため、少し不安に。
まあカビや汚れだった場合、毎度紹介しているステインリムーバーでしっかりカビを拭き取って、その後外に干してあげるなどしたほうが良いか
と思い込んで実行。
はい、きれいになりました。
水ぶくれが起きてしまったときの対処法
さて厄介なのがこの水ぶくれ。
おそらく雨でずぶ濡れにしたまま放置してしまったことによって起きてしまったのでしょう。
いままでこんなことにはなったことなかったのですが、さすがにこいつも4年目。
手持ちの靴の中では圧倒的にタフだったこともあり少々邪険にしすぎたか・・・。
少し反省。
ここは一旦、以前紹介してあるお手入れルーティンの記事に記載しているメニューで通常通りメンテナンスをすることに。
特に、デリケートクリームを塗る際には水ぶくれを押しつぶすように少し力を加えながらを意識しました。
多少は良くなったものの、まだ完全とないかない。
さてどうしたものか・・・。
ポイントはレザースティック
そんなときはこのレザースティックです。
これはコードバンの銀面を整える際によく使用されるアイテムですが、カーフの今回のような水ぶくれに対しても効果的のようです。
これで表面を円を描くようにこすってあげるだけで上のようなもとの姿に!
仕上げにシュークリームを塗ってブラッシングしたらどうでしょう。
見事にきれいになりました。
正直、初の試みだったし自分の対処法が正しい保証もできませんが
元通りの輝きを取り戻してくれたので一安心です。
もし同じ症状で困っている方はぜひ参考にしてみてください。
ちなみにレザースティックはシューケア用品を取り扱っているお店で購入すると割と高額なので、amazonで購入されることをおすすめします。