筆者が愛してやまないHHKB(Happy Hacking Keyboard)だが、購入してからかれこれ1年が経過していた。
本日はキーボードのメンテナンスとカラーキートップの交換などについて綴っていきたいと思う。
目次
1年も使用していると汚れがすごい
筆者がHHKBのキーボードを購入したのは2021年の2月頃。実に1年半ほど使用していたことになる。
購入してからというものの、一度もちゃんと掃除をしたことがなかった。
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キーボードの掃除となると専用の工具が必要になるし、なによりキーボード本体が3万越えということもあり
購入して直ぐは、中々掃除のために投資する気力がなかったというのが苦し紛れの言い訳。
しかしさすがにここ最近は汚れがだいぶ目立ってきており
いよいよ掃除のときか、ということで踏ん切りをつけたという次第。
カラーキートップ・キーボードルーフの購入
さてキーボードの掃除となると必要になってくるのは「引き抜き工具」なる道具。
価格自体はそこまで高いものではないが、今回筆者が用意したのはこちら・・・
PFU公式で販売されている「カラーキートップセット」である。
これはHHKB専用のアクセサリで、escキーとctrlキーの交換キーがセットになっているもの。
HHKBファン界隈では人気のカスタマイズで、特に無刻印にアクセントとして色が入っているとかなりカッコ良い。
筆者も密かに憧れを抱いていた。
こちらの商品には引き抜き工具も同梱されているので、せっかくの掃除ということで今回はこちらを購入してみることに。
キートップを解体
キーボードの掃除でまず最初にやることがキートップの解体。
引き抜き工具を使えばすんなり外れてくれる。
ただし、キーの数が数なので、なかなか気合のいる作業であることは間違いない。
とりあえず全部外し終わったところ。
ここで筆者のような無刻印ユーザーが注意しなければならないのが、キートップの場所である。
HHKBのキーは、人間工学的に極限までキー入力しやすいよう、格行でキートップの角度が異なっている。
無刻印のキーをバラバラに外してしまうとあとから復元が面倒なので、しっかり混ざらないようにしなければならない。
筐体の埃取り
キートップを外した筐体だが、もうとんでもないことになっていた。
本当はビフォーも載せたかったが、
- 埃
- 食べカス
- いつの日かこぼしたコーヒーの跡
とまあカオスな状態になっていたので、やむを得ず自重することに。
ともあれ、アルコールを染み込ませたティッシュや綿棒を使ってピカピカにリセットすることに成功。
この時点でだいぶ気持ちが良い。
キーボード・キートップの洗浄
さて今度はキートップを洗浄していく。
筆者は食器用洗剤を混ぜた水をボウルに入れ、キートップを丸洗いしてみた。
ここまでしなくても とも思ったのだが、やはりホワイトカラーは汚れが目立つ。。。
特に皮脂汚れで黄色く変色とかしてしまうと、一気にホワイトの魅力がなくなってしまう・・・
なのでそうならないためにも、ここは妥協せずに踏ん張った。
なんとか終了。
今回の工程の中で一番時間がかかっただろうか。
テレビを見ながらのんびりやったものの、30分くらいはかかった・・・
綺麗になったキートップとカラーキートップの装着
キートップの乾燥が終わったら、お待ちかねのキー装着タイム。
装着は簡単で、「カチッ」となるまで押し込むだけ。これが結構快感だった。
先述したキーの角度の違いがあるので、慎重に行う。
また無刻印は「F」と「J」のセンターポジションはポチがついているキーにすることもお忘れちゃいけない。
escキーとctrlキーに今回購入したカラーキートップを装着してみたが、なかなかいい感じ。
また、外した元のescキーがグレーだったので このキーを「0」キーの位置に配置した。
無刻印あるあるだが、数字はほんとに慣れない・・・
ただ今回のカスタマイズで、0がグレーという自分ルールがあるおかげで、「9」なら一つ隣・「7」なら3つ隣 というように
入力がとてもしやすくなった。これで誤入力も減ると良いな(願望)。
今後の汚れ対策としてキーボードルーフも忘れずに
最後に、これを機に汚れの予防ができれば良いなということで、キーボードルーフも購入したのでこれも紹介。
HHKB専用のキーボード保護カバーで、価格は約4000円。ただのプラスチックなのになんでこんなに高いの?
中央にはHHKBのロゴが入っており、HHKBラバーには所有欲が満たされるアイテムとなっている。
装着してみるとこんな感じ。
クリアなので今回追加したカラーキートップも映えてみえる。
外観を損ねることなく埃や傷から守ってくれるので、買ってよかったと思う。
まとめ
さてキーボードの掃除が完了した。
作業自体は全体を通して3~4時間くらいかかっただろうか。キートップの乾燥にだいぶ時間かかったかな・・・
一応ビフォーアフターを。
画像でみると分かりづらいが、実物はかなり綺麗になった。
よくよく考えてみるとキーボードというのは、エンジニアの筆者としては一日約8時間も触る仕事道具なワケで
スマホの次くらいに一日に触るガジェットということになる。
当然汚れもつくし、だからこそ大事に、こだわっていきたいアイテムの一つであると考える。
今回汚れ予防としてキーボードルーフも購入できたので、今後は埃の予防もしながら
引き続きHHKBと共に仕事に励みたいと思う。
今回紹介したアイテム
■キーボード
■カラーキートップ・引き抜き工具セット
■キーボードルーフ