前回、HHKBのProfessional HYBRID 静音モデルを購入しましたという記事をかきました。
それから在宅勤務中・プライベートの時間も常にこのキーボードを使用してきて
気づいた点がいくつかあったのでそちらを記事にまとめようと思った次第です。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
目次
①疲れないが疲れる
HHKBは静電容量無接点方式というキースイッチを採用しています。
これにより軽いけど確かな打鍵感が実現されていて、手の負担がかなり軽減されるといった効果があることは購入前からわかっていたことでした。
当然手の負担は減るものだと思っていたのですが、一日中タイピングをしていると腕が痛くなったのです。そう、手じゃなくて腕。
このキーボード、本体自体の高さが結構あるのですが これによりデスクとキーとの高さが急になり 腕への負担が大きくなっているのだと思いました。
そこで、試しにこの高さのギャップをなくすために頃合いの良い物体を置いてみると
非常に快適になったのです。
こういった高さのあるキーボードには、腕の負担を和らげるためのパームレストなるものと合わせて使うことで更に効果を発揮するらしく、HHKBの販売元であるバード電子でもパームレストの使用を推奨しているほどです。純正パームレストなんかもあったりします。
実はパームレストの存在は購入前から知っていて、気にはなっていたのですが
まずは無しで使ってみようと思いしばらく使ってみたのですが、やっぱりパームレストはあった方が良いなと思いましたね。
近々購入予定なので、使ってみた感想等も記事にできればなんて思っています。
②複数端末にスムーズに切り替えられるのが神
筆者は普段
- 仕事用①
- 仕事用②
- プライベート用
の三台のマシンを使用しており、特に1と2の切り替え頻度は結構多いのですが
このHHKBはなんと最大4台の接続先をシームレスに切り替えが可能なのです。
切り替え方法もとても簡単で、Fn + Control + 1~4の数字 でいつでも切り替えられます。
これがかなり便利。わざわざ設定画面から連携解除して再接続したり、レシーバーをつなぎ直したりする必要がないので集中力を切らさずに仕事をこなすことができます。
③英字配列に慣れると最高
これはHHKBとは直接関係はない部分ですが、英字配列マジ最高です。
JIS配列から初めてのUS配列ということで、ちゃんと慣れるのか正直心配でしたが
完全に慣れました。さらにHHKBのこのミニマルで無駄のない配列のおかげで
ほぼホームポジションから動かさずにタイプをすることができでいます。
賛否両論わかれる矢印キーのショートカットについてももう慣れたので、プログラムを書く分はなんら不具合はありませんね。
そもそも基本vimでコーディングしているので矢印そこまで使わんし!
ただ、矢印キーについてはエクセル等のセルをひたすらいじるような作業には少し向かないかもしれません。
やはりライター・エンジニア向けなだけあって、テキストをガリガリ書いていくスタイルに特化しているように思いました。
④荷物が重くなる
HHKBの虜になった者の末路とでもいいましょうか。これを使ってしまうと、もうほかのキーボードでは満足ができなくなってしまうのです。
つまり、どこに行くにもパソコンを持っていく際にはこいつも一緒に持っていかなければならないということになります。
実はこのキーボード、見た目は非常にコンパクトなのですがその重量は540g。
そこに単三電池が2本加わるため総重量は約600gになります。
なんと500mlのペットボトル以上の重量があるのです。
少しカフェで作業するってなっても持って行きたくなってしまうため、必然的に荷物が重たくなります。そこだけは覚悟してください。
⑤カスタマイズしたくなる
これを買って終了!はい満足!
するとおもったら大間違いでした。
HHKBの隠された魅力はまだまだあるのですよ。
キートップのカスタマイズや、打鍵音のさらなる追求など探究心は収まることを知りません。
筆者は現在打鍵音のさらなる追求に向けて動き出そうとしています。
購入当初、まっさらな状態でデスクに置いて作業していたのですが、どうやらデスク直置きだと打鍵感が劣るようです。(今でも十分なのは間違いないが)
またキーを押し込んだときの反動もデスクから跳ね返るものが直にくるためすこし指に響く感じがありました。
現在はPCのカバーを下に敷いています。このおかげで振動はカバーに吸収されて反動も軽減され、かつ打鍵音もより静かで上品な音になりました。
実はこれも純正の吸振マットというものが出ていまして、これを裏面に貼ることでデスクからの跳ね返りを抑制し打鍵感も向上させることができるそうです。めちゃほしいぜ。
またデスクマットについても今は間に合せのPCケースを敷いていますが、ちゃんとしたデスクマットが欲しい。
そんな感じで、素晴らしいキーボードを買ってしまうとさらに良くしたいと思ってしまうためここも注意が必要です。
まあそれだけ良い製品ということです。
まとめ
さて今回はHHKBのキーボードを二週間使用してみて気づいたことについてまとめてみましたが如何でしたでしょうか。
①の腕のつかれについては、こういった本格的なキーボードが初めてだったのもあるかもしれませんが これから購入を検討される方は予めパームレストと同時に購入すると良いかもしれません。
あとのポイントについてはHHHBが良すぎるがゆえの悩み等も挙げましたが、これ自体がとても良い製品であるため致し方ない部分でもあると個人的に思っています。
これからどんどん沼に入っていくんだろうな・・・。
今回の記事で参考になったという方、是非筆者と同じHHKBの世界に入ってみてはいかがでしょうか。