Shoes

ジェイエムウエストン ゴルフの2年エイジングとお手入れルーティン

camphor-tree.net

スポンサーリンク

ついにこの靴の記事を書くときがきました。

今回は筆者の革靴コレクションの中ではダントツの使用頻度であり、最もお気に入りでもある

ジェイエムウエストンのゴルフを紹介していきたいと思います。

目次

J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)のゴルフとは

J.M.WESTONとは靴好きの方なら知らない人はいないと思いますが簡単にご紹介します。

ジェイエムウエストンとは、1891年に創設されたフランスのシューズメーカーです。

フランスらしい確かなものづくりとこだわりのある職人が一つ一つ丁寧に仕上げており

機能性の高さと疲れにくさに定評がある「グッドイヤーウェルト製法」とよばれる製法により作られていることも特徴です。

代表モデルは今回紹介するUチップの「ゴルフ」やローファーの「180シグニチャーローファー」などがあります。

価格帯は革靴の中では高価な部類で、10万円〜のものが多いですが その分クオリティが半端じゃなく

フレンチトラッドなファッションが好きな人にはもちろん、どんなファッションにもマッチする魔法のような靴ですね。ちなみにもちろんmede in france。

f:id:camphor-tree:20210410153704j:plain

さて筆者のこのゴルフですが、購入したのは約2年前。

当時パラブーツのシャンボードというUチップの相棒がいる中で、たまたまお安く手に入るタイミングがあり、ダークブラウンならと言い聞かせ思い切って購入してしまいました。

ウエストンオーナーの界隈では有名なビタビタのサイズ感でなじませる所謂「修行」を経て、非常に足馴染みの良い相棒に育ってくれました。

J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)のゴルフ:お手入れルーティン

f:id:camphor-tree:20210407000135j:plain

それでは早速、いつも行っているお手入れルーティンのご紹介をしていきます。

こちらはビフォーとして載せておきます。

①まずはシューツリーをセット

まずはシューツリーをセット

まずはシューツリーを入れていきます。シューツリーを入れる目的としては、シワを伸ばしてクリームの浸透がしやすくさせるという点と

メンテナンスの過程で靴の型崩れを防ぐためです。

バネ式のシューツリーというのは、本来の足を入れたときとは違うベクトルのテンション(上方向の負荷)がかかってしまうので、あまりおすすめしたくないのですが、このようなメンテナンス中などの短時間だけであればむしろシワがとても伸びてケアしやすくなるので

メンテ中はよくバネ式のシューツリーを入れています。

ちなみにこれは100均のものです。

保管時は無印のものを使っていたり。

www.camphor-tree.net

 

②馬毛ブラシでホコリ落とし

写真を撮り忘れましたが、馬毛ブラシで事前にブラッシングしておきます。

③ステインリムーバーで汚れ落とし

ステインリムーバーで汚れ落とし

お次はステインリムーバーで汚れを落としていきます。

ステインリムーバーはとても強力で、汚れや以前塗りこんだクリームやワックスまでも落とすことができます。

これがとても重要で クリームやワックスが残った状態でさらに上から塗り込んでしまうと、成分が劣化して靴にダメージを与えてしまったり

革が呼吸できなくなることでひび割れや銀浮きなどの良くない症状の原因となってしまうこともあります。

そのためメンテナンスの際には最初にステインリムーバーでまっさらな状態にしてあげましょう。

ワックスもろとも落ちてしまうので、一見すると見た目が残念になってしまいますが心配はいりません。

④クレム1925を塗り込む

クレム1925を塗り込む

ここでクリームを塗り込んでいきますが、筆者がいつも使用しているのはこれ

「サフィールノワールのクレム1925」です。カラーはダークブラウン

こちらのダークブラウンの色味がゴルフのブラウンとほぼ同じというのと、ツヤが簡単にだせるのでこちらを使用しています。

塗り込む際は指先に適量とり、優しく塗りこんでいきます

ペネトレイトブラシで磨く方法もありますが、指先で塗ることで手の体温でクリームが良い感じに溶けてくれて革に浸透しやすくなる気がするので、筆者はいつも指で塗り込んでいます。

塗り込むとこんなかんじ。ちょっとマットでムラのあるような見た目になっていますが、安心してください。

この工程では、とりあえず表面に塗り込むことが目的なのでこちらで大丈夫です。

次のブラッシングですべてが変わります。

⑤豚毛ブラシで一気にブラッシング

豚毛ブラシで一気にブラッシング

筆者がメンテンナンスの全行程のなかで一番好きなのがこのブラッシングでシュークリームをなじませる部分。

上にベタ塗りしたシュークリームをやや固めな豚毛ブラシでガシガシと磨いていくことで、革の内部にクリームを浸透させていきます。

するとかなりツヤが出てきます。

すばらしーーーー。

やっぱこれですわ。この瞬間のためにメンテナンスをしているとさえ言える。

ここまでくればほぼ終了です。

⑥布で余分なクリームを拭き取り、仕上げ

あとは表面に残っている余分なクリームをクロスで拭き取って終了です。

見てください。見違えましたよね。

ここまで所要時間はだいたい15〜20分程度です。

比較的簡単にきれいに仕上げられると思います。

J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)のゴルフ:2年エイジングの様子

ウエストンのゴルフのエイジングの様子

お手入れも終わったので、外で記念撮影しました。

持っている靴の中では一番履いているだけあって、それなりにくたびれてはいますが

2年目なのでまだまだ成長途中でしょうか。

購入当時の修行を経て、良い感じにシワが入ってくれたおかげでいまでは自分の足に完全にフィットしております。

オンオフいける見た目が最高

ゴルフは一見カジュアルなパラブーツのシャンボードに似ているUチップなのですが、パラブーツのようにタグがついていないというのと

見た目がより洗練されているのでビジネスでも全然いけてしまいます。

ここまでオンオフどっちでも行ける靴を筆者は知りません。

また個人的に推しポイントは「歩行音」

リッジウェイソールのコツコツ音がめっちゃ好き

リッジウェイソールのコツコツ音がめっちゃ好き

デフォルトで屈強なリッジウェイソールを装備しているので、歩いたときに

「コツコツ」というとっても上品な音が鳴ります。

本当にこの音が大好きで、お店の中だと響きすぎて一緒に歩いている彼女に足音うるせーと言われるほど。

見た目だけでなく、歩いている足音さえも上品に演出してくれる最高な一足なのであります。

まじでこの靴に出会えてよかった。

つま先が少し怪しくなってきたのと、かかとのソールの減りも気になってきたので

もうしばらくしたらお店に持っていこうかと思います。

 

これからもよろしくおねがいします。

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
くっすー

くっすー

カッコいいものに目がない自称変態ミーハーサラリーマン。趣味は買い物・ゲーム・自宅ファッションショーなど 大好きなウィンドウショッピングをコロナに奪われたことで一念発起しブロガーデビューを果たす。

-Shoes

© 2024 ITエンジニアだってオシャレしたい Powered by AFFINGER5