ついに約1ヶ月の死闘に幕が降りた。
天下のgoogleに認められました。
この記事では筆者が、厳しいとされるアドセンス審査に合格するまでのすべてをまとめました。
最近ブログを始めたという方。アドセンス審査になかなか通過できずに困っている方はぜひ御覧ください。
目次
Googleアドセンスはブロガーの登竜門
ブログで収益を出すことを考えた場合、登竜門とも言えるGoogleアドセンスの合格。
別にアドセンスに合格しなくても、別のアフィリエイト広告を利用して収益をあげる方法も全然あります。しかしGoogleアドセンスに合格したサイトには、ユーザーに興味がありそうな情報を分析して絶妙な場所に自動で配置してくれるんですよね。
たとえば薄毛で悩んでいる人にはAGA治療の広告が表示されたり、プログラミングを調べている人にはプログラミングスクールの広告が表示されたりといった感じ。
Googleを味方にできたら心強いのはたしかですが、この合格基準がまあ厳しい。またその合格基準は完全に明らかになっていないため駆け出しブロガーがつまづくポイントでもあるわけです。
後述しますが、他のアフィリエイトリンクを貼っていると合格しづらいという話もあるので、アドセンスの合格をまずは最優先に済ませることをおすすめします。
あとまわしにしてしまうとどんどん合格しづらくなってしまうと思います。
GoogleはドがつくほどのS:合格までの軌跡
アドセンスの合格までに不合格通知を食らった回数は実に12回。
この12回を3つのセクションに分けるとするならば
- 1~3 ブログ不完全期
- 4~8 価値が低い広告期
- 9~12 コロナ期
こんな感じでした。これら3つのポイントに分けて筆者がどう対策をして取り組んだかを解説していきます。
ブログ不完全期
ブログを開設したのが7月のはじめ。実は6月から無料版はてなで始めてはいたのですが、はてなIDを変えたくなってしまいいろいろごたごたしていたのがこの時期。
モチベーションもバリバリあって、思い切ってはてなProに切り替えて独自ドメインも取得して意気揚々とアドセンス審査に凸りましたが即門前払い。このタイミングで記事は5記事くらい。
不合格理由は「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」というものでした。
記事は5個書いているのですがコンテンツが存在しないということに頭を抱える。
つまり、「お前が書いた文字の羅列には何の価値もない」ということです。めっちゃ凹みました。
ただ、アドセンスのポリシーをよく確認してみると
どうやらプライバシーポリシーとお問い合わせが必須であるとのこと。
個人のブログとはいえ、広告を表示させて商用利用をしようとするサイトにはこの2つはどうしても必要ということです。
ふむふむなるほど!すぐにこの2つのページを作成。
そしてそぐさまGoogleに再申請!このころ筆者は
「完全に受かった」
そう確信していました。
価値が低い広告期
しかしまた届く不合格通知。ただこの時期は審査にそれなりに時間がかかっていました。プライバシーポリシーとお問い合わせを追加したことによって審査対象としては認められたということでしょうかね。
不合格理由は変わらず「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」だったので、今度は記事の内容を分析してみることにしました。
記事の内容は独自性をもたせるように工夫をする
Googleはオリジナリティある情報を求めています。誰かの二番煎じになりうる記事は価値が低いとみなされてしまうのです。
自分の場合はファッションやブランドの紹介系を主にやっていたので、なるべく独自性がある記事にするために工夫をしてリライトを行いました。
たとえばただの商品紹介ではなく、3年つかった経年変化について記載したり
自分なりのランキングを紹介したり実体験を語ったり
この時期は記事に独自性を持たすよう意識し、
リライトして再申請、不合格から再度分析してリライト
という感じでトライ&エラーを繰り返していました。
site:~で不要なページを削除
あとは、google検索で「site:」のあとに自分のサイトのurlを入力して検索することで
googleに登録されているページが確認できるのですが
調べてみると え、なんでこんなページがインデックスされているの?というものがちらほらあったのです。たとえば削除したカテゴリが未だにあったり、1週間ごとの記事一覧とかですね。こういうのはしっかりみえないようにしないと、審査に影響が出ます。得てしてそういうページは内容がスカスカですから コンテンツが存在しないとみなされて落とされてしまうというわけです。
検索エンジンから削除する方法はgoogleサーチコンソール上の「削除」にてurlを入力するだけでOK。
これで不要な記事はgoogleから削除することができます。はてなブログ上で削除していたとしても、検索エンジンに反映されるのは時間がかかるのでこの方法がオススメです。
この時点で記事数は大体15くらい。文字数はおよそ2000文字前後はキープしていました。
コロナ期
それでも落ち続ける!不合格通知も9回目に差し掛かる頃、さらなる地獄が始まりました。
コロナウイルスの影響でアドセンス審査に遅延が発生していて、不合格理由も「新型コロナウイルスの影響により審査に遅延が発生しており審査ができません」というものに。
これがまじでキツかった。こんだけ合格に向けて取り組んでいたのに、コロナが理由で不合格なんてあんまりだ!
しかしTwitterを確認すると、筆者がコロナ理由で落とされているのと同時期に合格しているブロガーさんもたくさんいたのです。
そこでピンと来ました。
コロナに騙されるな
コロナを理由にしているが実際は質の低いブログとして落とされているのではないかと思ったのです。
コロナウイルスの流行で外出自粛が進んだ影響で、副業としてブログを始める人が増加したことにより審査にも相当時間がかかるようになりました。
そのため質の低いブログはコロナ理由という一見どうしようも無い理由で落とし、質の高いものを優先して審査を進めていたのではないかと仮説を立てました。
こうすることで意識の低いブロガーは勝手に挫折してくれるし、コロナなら仕方ないかと諦めてくれる人もいるでしょうから 飽和状態の緩和につながるからそうしているのでないかと。
そう考え、とにかくリライトと記事の量産を心がけて継続しました。
また、他社アフィリエイト広告を貼っていた記事もあったので、思い切って全て広告を削除したりもしました。
ぶっちゃけ、始めたてのブログなんて訪問者もほぼ見込めないわけで
そんなブログに広告があろうが誰も踏まないので大して変わりません。思い切って全ての広告、無駄な外部リンクを消しました。
それでも依然不合格を喰らいまくる。
もう、自分の記事なんて世間ではなんの価値もないのではないか。自暴自棄に陥ります。
それでも執念で、新しい記事を追加→再申請→コロナ理由で不合格
を繰り返していました。
量産した記事の整理を行う
19記事くらいで一度記事の整理を行いました。
このくらいになるとほぼアクセスもされていない内容の薄い記事が見えてくるので、それをピックアップして2記事ほど下書きに戻し、サチコンからも削除申請を行いました。
そして再申請
すると・・・
ついに合格。
いや本当に諦めなくてよかった。
おそらくこの不要な記事の削除が決め手になったのかもしれません。
周りには5記事で合格している人もいる中で、これだけコンテンツを増やしても合格できないということは どれか足を引っ張っている記事がある可能性を疑うのが良いかもしれません。
教訓:とにかくいろいろな可能性を考えて行動をする
ようやく合格できたアドセンス。自分なりに試行錯誤を繰り返して何度も何度も不合格を食らってからの合格通知はやっぱりシミますね。
ここからスタートということで、モチベーションを維持しながら記事を書いていきたいと思います。
一つ自分への教訓と、まだ合格できていない方へのアドバイスをするならば
とにかくいろいろな可能性を考えて行動をしてみるということですね。
googleアドセンス合格の最適解というのは具体的に明らかにされていないので、みんな手探りなところはありますが 多くの方がアドセンス合格した方法をブログで残してくれています。
筆者の場合とにかくたくさんの方のブログを拝見し、自分にない部分を探しながら分析・改善を繰り返して合格に漕ぎつけました。
不合格理由がどこに隠れているかがわからない分、広い視野で自分のブログと向き合うことが大切だと感じました。
さて、これからもブログ伸ばしていけるようにがんばりますよ。